コンテンツの作成から破棄・アーカイブまで
ライフサイクルを低コストで管理
情報ライフサイクル管理(ILM)は、レコードが破棄・アーカイブされるまで使用できるように管理する手法です。Alfresco Governance Servicesを使うと、企業はレコードや情報をライフサイクル全体にわたって簡単かつ低コストで保管できるだけでなく、法規制やコンプライアンスの要件に合わせてセキュリティ機能を常に最新の状態に保つことができます。
コンテンツやレコードは、バージョン数、特定の時間帯などの事前定義のルールに従ってより深いクラスのストレージに自動的に振り分けられます。さらに、Alfresco Content Connector for Amazon S3 Glacierを使えば、使用頻度の低いレコードや、アーカイブ済みのレコード、バックアップに使用するレコードを長期保存する際のコストを大幅に削減できます。
情報ライフサイクル管理ソフトウェアの機能とメリット
Amazon S3 Glacierを使ってレコードの長期保存コストを大幅に削減
アクセス頻度の低いデータの保存には、最先端のストレージサービスであるAlfresco Content Connector for Amazon S3Glacierを活用しましょう。オンプレミスのソリューションに比べ、ストレージコストを大幅に削減できるだけでなく、規制やコンプライアンス要件に従ってデータをアーカイブできるセキュリティ機能も備えています。
- Alfresco Content Connector for Amazon S3 Glacierを使うと、ストレージコストを最大70%も削減できます。
- 長期間安全に保存可能なストレージソリューションが必要な場合は、Amazon Simple Storage Service(S3)ソリューションを統合することで、様々なユースケースのコストが劇的に削減されます。
- Alfresco and Amazon Glacierの詳細をご覧ください。

コンテンツライフサイクルの自動管理
- コンテンツの古さ、バージョン番号、アクセス頻度などに基づいてコンテンツのライフサイクルを自動的に管理できます。
- Alfresco Governance Servicesを活用することで、情報のライフサイクルをルール、メタデータ、AIで管理できます。

最新のエンタープライズ・コンテンツ管理(ECM)システムのメリットをキャプチャ
- Alfrescoとアマゾンウェブサービス(AWS)を使えば、ECMやBPMプロジェクトを低TCOかつ迅速に軌道に乗せることができます。
- ニーズの変化に応じて、ストレージのリソースを自在に拡張できます。
- WS Virtual Private Cloud(VPC)の導入に完全に最適化された唯一のモダンなプラットフォームを活用しましょう。

情報ライフサイクル管理に関するFAQ
情報ライフサイクル管理(ILM)とは、コンピューティングデバイス上のストレージシステムを管理するための戦略を指します。情報のファイルがビジネス要件に適したストレージに確実に保存されるようにするためのものです。
コンテンツの保存には多大なコストがかかる場合があります。重要なビジネスコンテンツだけを、ビジネスの目的に最適なメディアに保存するなど、情報ライフサイクル管理を徹底して行えば、コストを削減できます。
レコードマネジメントは、厳格な法的規制や業界規制を遵守するために、コンテンツの管理、セキュリティ保護、削除を行うことを指します。情報ライフサイクル管理は、コンテンツの保存方法と保存場所を最適化することを指します。
レコードマネジメントと情報ライフサイクル管理の両方を1つのソリューションに統合したAlfresco Governance Servicesがあります。コンプライアンスを徹底し、コンテンツのストレージをより効果的に管理することで、ストレージコストを削減できます。AlfrescoのAIサービスと洗練されたルールエンジンを活用すれば、ビジネのスニーズや、コストの節約、コンプライアンスに応じてコンテンツのストレージを自動的に最適化できます。
Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)は、拡張可能な高速のWebベースクラウドストレージサービスです。データのオンラインバックアップやアーカイブのほか、アマゾンウェブサービス(AWS)での用途に使用されます。Amazon S3には様々なストレージクラスがあり、そのうちのAmazon S3 Standard-Infrequent Access(S3 Standard-IA)とAmazon S3 Glacierが長期アーカイブ向けです。