Alfresco Content Services 7.0の製品アップデート
オープンでモジュール式のAlfrescoには、多数のコンポーネントがあります。頻繁にリリースされるアップデートをすべて把握するのは容易ではありません。このページでは、2021年3月にリリースされた新しいAlfresco Content Servicesの概要とプラットフォーム全体の主要な製品アップデートを紹介しています。
スケールとパフォーマンス
大量の非構造化コンテンツが増え続けるという課題に直面する組織は、Alfresco Content Services7 0の新機能からメリットを得られます。
- レガシーシステムとビジネスアプリケーションからの読み取り、書き込み、取り込みが最適化されています。
- レンディションと変換の向上により、アイテムごとに格納されるノードの数が減り、長期的なパフォーマンスが向上します。

拡張された検索オプション
Alfresco Search Services では、膨大なコンテンツリポジトリであっても、ユーザーは、必要とする正確なコンテンツを迅速かつ簡単に検索できます。
- 新しいQuery Acceleratorは、線形データベースの拡張性を向上させ、大規模リポジトリの検索をよりより速く、より効率的にします。
- Solr検索プラットフォームの代替としてElasticsearchを評価する場合は、早期アクセスプログラムを利用できます。

簡素化したカスタマイズとデプロイメント
Alfresco Content Services 7.0は、Alfrescoプラットフォームの開発者と管理者に付加価値をもたらします。
- Alfresco Event SDKでエクスペリエンスを強化し、開発プロセスと価値実現までの時間を短縮します。
- コンテナ化されていないデプロイ(Ansibleプレイブック)とコンテナ化されたデプロイ(HelmとKubernetesの改良されたリファレンスチャート)のデプロイが改善されました。
- Alfresco Extension Inspectorでは、既存の拡張機能をリポジトリのバージョンに対して分析・比較し、互換性とアップグレードを容易にします。

リアルタイムのコラボレーション
新しいMicrosoft 365向けのAlfresco Collaboration Connectorは、使い慣れたOffice Webアプリケーションを使用してMicrosoft Office文書を作成したり、リアルタイムでシームレスにコラボレーションしたりできるネイティブ統合を提供します。
- Alfrescoに格納されているWord、PowerPoint、Excelの文書を編集します。
- 共同作業者とMicrosoft Office文書を共有します。
- 共同作業者とリアルタイムでMicrosoft Office文書を共同作成できます。
